15年間、柔道整復師として医療や介護福祉の現場で働いてきた私が、なぜ宅地建物取引士を目指すことにしたのかをまとめました。
異業種への転職や宅地建物取引士に興味がある人は、ぜひ最後まで読んで見てくださいね。

私が宅地建物取引士を目指した理由は以下の通りです。
・不動産(土地や建物)を見るのが好き
・誰かの人生に関わる仕事ができる
・宅地建物取引士は一生涯使える資格
・収入の上限値が高いと感じた
不動産を見るのが好き
過去に6回の引っ越し経験を持つ私は、不動産が大好物です。
物件の間取り図や立地を眺めながら、新生活を想像する時間はワクワクし、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
結婚生活の中でマイホームを建てた際も、土地を探すために1日中土地巡りをしたり、ポータルサイトを眺めていると幸せな気分になれました。
自覚があるほどの不動産好きなので、不動産に関わる仕事なら楽しく続けられるかな…と思ったのが宅地建物取引士を目指した理由の一つです。
誰かの人生に関わる仕事ができる
もともと医療や介護福祉業界で働いていた理由も、人と関わりながら誰かの人生を良くするお手伝いができる、という部分が大きなやり甲斐になっていました。
治療やリハビリで日常生活の不便を取り除き、QOL(Quality Of Life = 生活の質)を上げること、トレーニング指導やメンテナンスでパフォーマンスを上げることなど、相手の生活に直接関わる仕事で喜んで頂けることが、私自身のモチベーション維持にもつながっていました。
今回、不動産業界を選んだ理由の1つとして、一生に何度も訪れないであろう不動産売買という重要な場面で、その人の人生に大きく関わることができる宅地建物取引士の仕事にも、同じようにやり甲斐を感じることができると思ったからです。
宅地建物取引士は一生涯使える資格
「宅地建物取引士」という資格は不動産の売買や賃貸の仲介をおこなう際に必要な資格です。
宅建士の独占業務として
・重要事項の説明
・重要事項説明書(35条書面)への記名
・37条書面(契約書)への記名
上記3つが挙げられます。
不動産の紹介や案内、契約書の作成自体は宅建士でなくてもできます。
しかし、不動産契約において重要な場面では、やはり宅建士の資格が必要になります。
このように宅建士にしかできない業務があり、不動産の売買や賃貸は人々の生活から無くなることも考えにくいため、宅地建物取引士の資格を持っていれば、仕事が無くなる心配はほとんどないと思っています。



高齢になっても活躍している宅建士はたくさんいます!
収入の上限値が高いと感じた
私が柔道整復師として働いていたときの収入を公開します。
接骨院 | 月収30万円 | 8:00~21:00 | 週休2日 インセンティブあり |
整形外科 | 月収25万円 | 8:00~20:00 | 週休2.5日+祝日 |
老人ホーム | 月収20万円 | 8:30~17:30 | 週休2.5日+祝日 |
デイサービス | 時給1500円 | 8:30~17:30 | 週3日パート |
老人ホーム | 時給1350円 | 9:00~18:00 | 週4日パート |
①接骨院での月収はインセンティブ込の金額です。
②記載の時間内に休憩時間も含まれています。
③収入金額は私の経験であり、相場や平均値などではありません。
上記の表を見て分かるように、私の場合は転職しても給料が上がることは無く、一番拘束時間の長い接骨院で働いていたときが、一番稼げていました。



毎日1日中患者さんのマッサージをしていて、体力の限界を感じました…
宅地建物取引士の仕事は、不動産の売買や賃貸を仲介することで手数料として報酬を貰うことができます。
もちろん報酬の上限は宅建業法で定められていますが、仲介した数だけ報酬も増えるということになります。
私が転職する職場は不動産売買を仲介するため、1件の売買契約が成立するだけでも割と大きな額の手数料を貰うことができます。
その手数料は報酬(給与)に反映されるので、収入の上限値は高いと感じました。
実際はまだ宅地建物取引士として働いていないので、どれぐらいの収入が得られるようになるのか分かりませんが、柔道整復師としての年収の2倍を稼ぐことを目標に頑張ります!
まとめ
以上の理由から、私は宅地建物取引士として働くことを決め、宅地建物取引士の資格を取得しました。
不動産が好きなことはもちろん、働き方や収入、やり甲斐の面でも宅建士の仕事は私に向いているのではないかと思っています。
宅建士の仕事や収入に興味がある人、宅建資格を取得するか迷っている人は、ぜひ他の記事も参考にしてみてくださいね!
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