先日、無事に現職の最終出勤日を迎えました。
この職場で働き始めたのは、離婚した直後の『人生で一番しんどかった時期』です。
神奈川県から愛知県に引っ越すため、愛知県で仕事探しをしていたときに、たまたま見つけた老人ホームの求人でした。
メールで応募した翌日には施設長から電話を頂き、愛知県まで面接に行くことができないため、リモート面接をさせて頂きました。
面接のときから施設長は丁寧に私の話を聞いてくださり、とても親身に相談に乗ってくれました。
就職後も「子どものことを最優先で!」といつも言ってくれました。
退職の意向を伝えた後も「なんとか残って貰える方法はないか」と、同部署の先輩と一緒に悩んでくれていたそうです。
この職場でたくさんの素敵な出会いがあり、私の人生に大きな影響を与えるきっかけにもなりました。
施設長のおかげで、シングルマザーの私は自由に働かせて貰うことができ、子どもたちとの時間も取ることができました。
最終出勤日は、いつものように入居者様と喋りに行ったり、食事の様子を確認したりしながら過ごしました。
午後には、約1年間、一緒にお仕事させて頂いた大学のOTの先生が、最後に私に会いに来てくれてとても嬉しかったです。
夕方までに業務の引き継ぎやデスクの片付けを終え、各部署の職員に挨拶に回りました。
たくさんの人に「今までありがとう」「辞めないで!」と声をかけて頂き、私も少しは施設の力になれていたのかな?と感じることができました。
施設長に挨拶に行った際には「いつでも戻っておいで」「忘れないでね」というお言葉を頂き、とても有り難かったです。
「人生で一番しんどかった時期に、ここで施設長に採用して頂き、働かせてもらうことができて、本当に感謝しています」と伝えることができました。

施設長に採用して貰えたから、離婚する前に賃貸契約できて保育園に申し込むことができ、スムーズに再スタートできたので、感謝してもしきれません…
私は柔道整復師として約15年間、たくさんの職種の人と一緒に仕事をさせて頂き、その人たちからたくさんのことを学ばせて頂きました。
柔道整復師の先輩方はもちろん、鍼灸あん摩マッサージ指圧師、PT(理学療法士)、OT(作業療法士)、ST(言語聴覚士)、医師、看護師、管理栄養士、ケアマネジャー、社会福祉士、介護福祉士、義肢装具士、診療放射線技師の方々と関わることができ、私の柔道整復師人生はとても有意義な時間だったと感じています。
今回、柔道整復師から宅建士に転身するにあたって、全く知識も経験もない状態からのスタートに不安はありますが、また違う業界の新しい出会いにワクワクしています。
柔道整復師としての仕事も好きなので、どんな形であれ、また柔整師として人と関わることができる日がくるといいなと思っています。



ここからまた、新しい人生を歩んでいきます!
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