シングルマザーの平均年収(データで見る現実)
シングルマザー世帯の平均年収は、厚生労働省「全国ひとり親世帯等調査」(最新)によると 約243万円(就労収入のみ)です。
児童扶養手当などの公的支援を含めても 300万円前後 にとどまっています。
また、雇用形態によって収入には大きな差があります。
多くのシングルマザーがパート勤務に頼らざるを得ないため、結果的に平均値は低くなっています。
つまり「頑張って働いても収入がなかなか上がらない」というのが、多くのシングルマザーが抱える現実です。
おこめ私は頑張って働いた分、児童扶養手当が減ったりして葛藤していました…


私が離婚前に直面したお金の不安
離婚前の私の収入は、手取り13万円ほどでした。
当時は週3日のパートに加え、自分自身の小さな事業で少しの収入を得ていました。
元夫の収入で毎月の生活費は賄っていたため、私一人で子どもたちを養えるほどの収入はありません。
元夫とは養育費の支払いを取り決めていましたが、それでも支払われなくなるリスクや自分が働けなくなるリスクなどを考えると、漠然とした不安はずっと消えませんでした。
児童手当や児童扶養手当を貰ったとしても、養育費に頼らないと生活できないという現実に直面し、絶対に稼げるようになりたいと強く感じました。
離婚後の収入と働き方のリアル
実際に離婚してみると、やはり現実はシビアでした。
最初のころはフルタイムパートで働きながら子育てをしていましたが、6連勤になることも多々あり、子どもたちも私も疲弊し切っていました。



お金を稼ぐために、子どもたちにも無理をさせてしまっていたことに気づきました…
家族を犠牲にして働いても手取りは15万円程度。
家賃や光熱費を払ったら、残りは食費と保育園や小学校の集金などでほとんど消えてしまいます。
「正社員で働けばいい」と言われても、子どもの体力的にも私の精神的にもフルタイム勤務は現実的に難しい。
結果、週4日のパートに切り替えたりして、なんとか時間と収入を最低限確保しつつ、安定して生活できるバランスを探しました。
このあたりのリアルは、統計データ以上に多くのシングルマザーが直面する壁だと思います。
資格取得で変わったこと(宅建の場合)
そこで私が選んだのが「宅建資格で収入を上げる」という道です。
「収入を上げたい」という単純な気持ちだけで宅建士の勉強を始め、子育てと両立しながら勉強時間を確保しました。
結果的に一発合格でき、不動産業界に転職することもできました。
今は本業は別事業ですが、副業では宅建士として在宅を中心に働くことができています。
平均年収データだけ見ると厳しいですが、「資格」という武器を持つことで選択肢が増え、生活に少しゆとりを持てるようになりました。


未来を変えられるのは自分自身だけ
統計データが示すように、シングルマザーの平均収入は決して高くはありません。
ですが、それは「現状のまま」働いた場合の数字でもあります。
私自身も離婚直後はその厳しい現実に直面しましたが、宅建資格取得を通して働き方や収入を変えることができました。
もし同じように「このままでは厳しい」と感じている方がいたら、資格取得やスキルアップを検討してみてください。平均値に縛られず、自分の力で新しい道を切り開くことは十分に可能です。



自分の人生と向き合って、今より良い未来に変えていきましょう!










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