シンママ宅建士が不動産業界から離れる理由

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私は2024年11月に宅地建物取引士の資格試験に一発合格し、2025年の4月から未経験で不動産業界に転職しました。

おこめ

しかし4ヶ月の不動産業界勤務を経て、2025年10月、不動産業界を離れる決意をしました。

不動産業界を離れる最大のキッカケとなった出来事は、宅建事務として勤務していた会社が不動産事業から撤退したことです。
不動産事業からの撤退を機に、何もわからない別業種に異動になり、完全にゼロからのスタートを切ることになりました。

\\コチラの記事でも経緯を書いています//

この記事では

・私が宅建士を目指した理由
・宅建士の道を離れる決意をした理由
・これからの働き方
・今後の私が進む道

について、まとめています。

おこめ

働き方や人生の価値観について、参考になることがあれば幸いです。

目次

宅建士になった理由

私が宅建士を目指した理由は以下の通りです。

・不動産が好き
・収入アップを目指せる
・一生使える資格

\\詳しくはコチラの記事にまとめています//

もともと不動産業界に興味があったこと、長く働ける資格であり、頑張れば収入の上限も高いと考えたことから、宅建士を目指すことにしました。

不動産業界を離れることに決めた理由

不動産業界で転職することも検討しましたが、総合的に考えて不動産業界を離れることに決めました。

おこめ

せっかく取得した宅建資格なのに…

という気持ちもありましたが、不動産業界から未知の異業種に挑戦した約半年の期間で、様々なことを感じたのでまとめていきます。

想定外の業種異動で心身に不調が出た

不動産業界で働いていた4ヶ月は、分からないことも多かったのですが、宅建資格を取得したことで「知識」「少しの自信」があったため、日々勉強することや経験する仕事に対して前向きに取り組むことができていました。

しかし想定外の異動により、全く知識も経験もない業界に飛び込み、何も分からない不安と毎日の緊張で疲弊していました。

おこめ

肌荒れや不眠、頭痛にずっと悩まされていました…

実際に退職日の翌日から緊張の糸が切れたのか、急に高熱が出てしまい3日間ほとんど動くことができず、その後もひどい倦怠感で1週間程はまともに家事もできずに過ごしました。

会社に貢献できていないと感じ、自信も無くし、精神的にも参っていたように感じます。

この経験から

・心身の健康が最優先

ということを痛感しました。

自信を持って仕事をしたいと感じた

未知の業種で働きながら、私が悩んでいたことは

・自分の仕事に自信が持てない
・会社の利益に貢献できている実感が持てない
・同僚に迷惑をかけてばかり

ということです。

毎日そんなことを感じながら自己肯定感も下がり、不安を抱えたまま仕事をしていました。

おこめ

自分が自信を持って働ける業種、社会に貢献できているという実感ができる環境で働きたい!

と強く感じるきっかけになりました。

「好き」と「得意」の両方が必要だと感じた

不動産業界での仕事は、慣れない中でも楽しさややり甲斐もありました。
何より、物件写真を撮りに行くことは楽しくて、様々な物件を見て回れることが嬉しかったです。

しかし、大量にある物件の中から「どの物件をポータルサイトに掲載するか」「どの立地が人気なのか」「どのような戦略で売っていくのか」など、マーケティングに関する知識はゼロだったため、自分で判断して動くということはできずにいました。

おこめ

不動産は「好き」だけど、不動産業が「得意」とは言えない状態です。

一方、柔道整復師として仕事をしているときには、「好き」と「得意」を両方持っていたし、やり甲斐を感じながら働けていたと感じました。

これからの働き方を考える

今まで15年以上続けてきた柔道整復師としての経験を活かし、11月からは新しい仕事を始めることに決めました。

宅建士として転職し、まだまだ時間をかけてキャリアアップしていく道もありましたが、私自身の性格や精神状態、不動産業界を少しですが覗いてみた業界の実情や、うっすら感じた小さな不安などを考慮し、不動産業界を離れる選択をしました。

おこめ

今後の働き方を考える上で、大切にしたいと改めて感じたことをまとめていきます。

最優先は家族の健康

一番大切だと感じるのは「家族全員が健康に生活できること」です。

特にメンタル面で不調に陥ると、体調にも大きく影響します。
なるべく嫌なストレスがかかる環境からは離れ、自分らしく働ける職場を探しました。

また、シングルマザーの私が重要視するポイントとして「限りある時間を有意義に使える」ことがあります。
通勤時間に時間を取られることがないよう、徒歩圏内の職場を検討しました。
これにより、子どもたちをお迎えに行ける時間も早くなり、帰宅後の時間に余裕が生まれます。

時間を大切にすることで、家族の健康も守れると思っています。

「好き&得意」を仕事にする

先述した通り、「好きなこと」「得意なこと」両方を実現できる働き方を探しました。

不動産業界で働いていた期間で、

不動産は好きだけどセールストークは苦手
写真を撮ったりポータルサイトに掲載する作業は得意だけど長時間のデスクワークが苦手

など、「好きや得意」はハッキリしていましたが「苦手分野」もハッキリ見えてきました。

おこめ

「この業務が苦痛…」と感じる瞬間は少ないに限りますよね!

「好き&得意」を仕事にして、自信を持って働けるように、今までの職歴を振り返る時間も設け、自問自答しながら理想に近い形で転職できる場所を探しました。

収入アップを諦めない働き方

今まで、私は「収入アップしたい」と考えて行動してきました。
しかし勤務形態としては「パート・アルバイト」の選択ばかりでした。

時給で働くということは、会社に居た時間に対して報酬が支払われるため、会社の利益に貢献してもしなくても同じ額が貰えるということです。

毎月同じように出勤していれば、ほぼ安定して同じ金額の給料を貰うことができますが、昇給は会社に委ねるしかなく、自分の力だけで収入アップを目指すことが困難なのも事実です。

宅建士になった理由の一つに「インセンティブ制度」「資格手当」が導入されている会社が多いことがありますが、「パートの宅建事務」だと、営業職とは違いインセンティブがありません。

おこめ

安定した給与を貰いつつ、昇給に頼らない収入アップを目指すのは、難易度が高いと感じました。

そのため、少しリスクを伴いますが、自分の努力や工夫、実力で収入をコントロールできる「業務委託契約」での働き方を選択することにしました。

宅建士からセラピストの道へ

長くなりましたが、私は11月から「セラピストとして業務委託」を受け、働く選択をしました。

・人に施術をすることが好き
・人に喜んでもらえることが嬉しい
・今まで積み重ねた知識と経験を活かせる
・業務委託契約なので施術した分が給与に反映される
・職場が徒歩10分圏内で、通勤に時間を取られない

おこめ

かなり慎重に考えて、転職活動をしていました。

現在は11月からしっかり働けるよう、心と身体を整えつつ、新しい職場での研修をさせて頂いています。

私自身は宅建士の道から外れることを選びましたが、宅建士として働くこと、そのために宅建資格を取得することは、今でもオススメできると思っています。

どんな働き方が合うのか迷っている人
これからどのようにキャリア形成するか悩んでいる人
シングルマザーだけどしっかり稼いで自分らしい人生を諦めたくないという人

おこめ

そんなあなたの参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

【年収Upを目指す低所得シングルマザー】
◇15年続けた柔道整復師から異業種への転職を目指し、2024年11月に独学で宅建資格を取得
◇宅建事務として転職成功するが会社が不動産業から撤退し全く無知の別事業に異動
◇自分に合わない働き方に疲弊し身体も心も病みかける
◇自分らしく生きることを決意し、再びセラピストの道で年収Upを目指す

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